ざあ。

ざあ。

ざあ。

 

・・・雨。

別に、つめたいとは思わない。

・・・あ、でも。

もしかしたら、つめたいのかも。

・・・まあとりあえず、どうでもいいこと。

それよりも、私の家がふやけちゃうのが気になるな。

 

ざあ。

ざあ。

 

私の住む、段ボール箱。

・・・いつから、ここにいるんだったかな。

みかんの酸っぱい匂いのする、段ボール箱。

・・・あ。

雨が降ると、匂いも消えちゃうな。

・・・すこし、さみしいかも。

 

ざあ。

 

『なまえは”かえで”です。ひろって下さい』

そう。

私の名前は、柏木楓。

すてねこ。

いつからだったかな。

ついさっきかな。

もしかしたら、ずっと前かも。

・・・まあとりあえず、どうでもいいこと。

耕一さん・・・会いたいな。

 

ざあ。

ざあ。

ざあ。

ざあ。

 

・・・・・・はあ。

 

ざあ。

ざあ。

ざ。

 

雨・・・やんだのかな。

嬉しい。まだ、みかんの匂いが残ってる。

 

ざあ。

ざあ。

 

あれ。

音はする。

でも、つめたくない。

あ、「つめたくない」っていうことは。

やっぱり、さっきはつめたかったんだ。

 

周りを見てみた。

傘。

ずぶぬれの女の人。

どうしたんだろう。私に、傘を差してる。

ひどい雨なのに。

女の人が、どんどんずぶぬれになる。

 

「あの・・・」

 

女の人は、私に用があるみたいだった。

 

「・・・猫さん?」

 

細くて小さい声。

私もよく言われるけど・・・

私より少し、小さいみたい。

雨に溶けて、消えてしまいそう。

 

「・・・はい。」

 

返事をしてみた。

多分、私に話しかけてるんだろうと思うから。

 

「・・・猫さん、なんですか・・・?」

 

・・・どうなんだろう。

 

「・・・どうなんでしょう。」

「・・・人間・・・みたい・・・ですけど・・・」

 

自分の身体を見てみる。

ずぶぬれの、おかっぱ髪。

この髪は、少し好き。

手がある。

脚もある。

胸はない。

・・・胸はまあ置いておいて。

なんだか、人間らしい身体。

そういえば、さっき人間の言葉を話したような。

 

「・・・耳と・・・尻尾・・・」

 

・・・え?

・・・あ。

頭に、ねこさんの耳がついてる。

お尻からは、しっぽが。

耳は、ぺたんと寝て、頭に貼り付いて。

しっぽは、つめたくてさむくて、ふるふるしてる。

 

「・・・やっぱり・・・猫さん・・・ですか・・・?」

 

女の人は、不思議そうに私を見る。

私だって不思議だ。

ねこみみをぴくんと動かす。

・・・そういえば、髪の中には人間の耳が隠れてるのかな。

 

・・・・・・・・・・・・。

 

怖いから、考えないようにしよう。

 

「・・・濡れますよ。」

 

私は、女の人にそう言っていた。

 

「ちゃんと、傘を差さないと・・・」

 

そうしないと、風邪をひくかも。

 

「あなたが・・・濡れるから・・・」

 

女の人は、そう言って動かない。

 

「私はもう、濡れてますから。」

「・・・私も・・・ですから・・・」

 

・・・・・・・・・・・・。

何て言えばいいんだろう。

解らない。

私が猫だから、解らないんだろうか。

 

「・・・じゃあ・・・あの・・・失礼ですが・・・」

 

女の人は、私のすぐ近くにしゃがみ込んだ。

2人で、傘に入る。

 

「・・・・・・・・・・・・。」

「・・・・・・・・・・・・。」

 

ちょっと狭い路地の端っこ。

ちんまりとしゃがむ、2人。

・・・私が人かはどうかは、置いておいて。

何か、へんかも。

 

「・・・あの。」

「はい。」

「・・・猫さん、なんですか・・・?」

 

さっきと同じ質問。

・・・どうなんだろう。

うーん。

 

・・・あ、そうだ。

 

「・・・猫だと思います。」

「でも・・・」

「人間は、ふつう捨てられたりしないと思いますから。」

 

・・・うん。

そうなんじゃないだろうか。

 

「・・・そう・・・ですか。貴方が・・・そう言うなら・・・そう、なんですね・・・」

「にゃあ。」

 

とりあえず、鳴いてみた。

うん。

我ながら、いい感じ。

 

「私・・・猫さんとお話するのは、初めてです・・・」

 

ふつう、そうだと思う。

 

「・・・初めまして、楓です。」

「あ・・・失礼しました。彩と・・・いいます・・・」

 

ふかぶか。

道の端っこで、おじぎのし合い。

・・・やっぱり、少しへんかも。

 

「楓・・・さん?」

「かえででいいです。」

「でも・・・」

「猫ですから。」

 

もしかして、また少しへんなことを言ってるかも。

・・・猫だから、よくわからない。

 

「・・・かえで・・・。」

「はい。」

 

ざあ。

ざあ。

 

「良かったら・・・私の家に・・・来ませんか・・・?」

 

ざあ。

ざあ。

ざあ。

ざあ・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

吾輩は猫である。名前はかえで。胸はまだない。

・・・まだ。

梓姉さんの妹なんだから、きっと大きくなるんだと思う。

・・・でも、千鶴姉さんの妹でもあるし・・・

初音の姉でもあるし・・・

・・・梓姉さん、去年はどのくらいあったっけ。

 

・・・考えるの、やめよう。

こんないい天気の日に、暗いことを考えたって仕方ないし。

うん。やめた。

 

ごろごろ。

 

「お、かえで。どうした?」

 

和樹さんの膝の上で、丸くなる。

いいきもち。

私は、彩さんと和樹さんの飼いねこ。

耕一さんには会いたいけど、今はこの家がすき。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・。

 

晴れ渡って、気持ちの良い昼下がり。

こんな日は、絵本の仕事はお休みにして和樹さんと時を過ごす。

幸せ。

 

「・・・あ・・・」

 

・・・和樹さんの膝の上に、かえでがいる。

・・・・・・・・・・・・。

 

・・・いいな。

かえでを抱ける和樹さんも羨ましいけど、

和樹さんに抱いてもらえるかえでは、もっと羨ましい。

 

大きな猫。

和樹さんも、重いだろうに。

 

和樹さんは、かえでの綺麗な毛並みを撫でている。

・・・おかっぱの。

 

さらさら。

さらさら。

いらいら。

 

・・・あれ?

 

・・・今なにか、嫌な気持ちに。

 

・・・・・・・・・・・・。

 

「・・・かえで。」

 

びくっ。

 

耳と尻尾を震わせて、かえでが怯える。

・・・私もびっくりした。

とても、恐い声だった。

 

「・・・おいで。」

 

ふるふる。

 

和樹さんにしがみついて、首を振って嫌がるかえで。

・・・・・・・・・・・・。

また、変な気持ちが。

 

・・・落ち着いて。

 

「和樹さん・・・あの・・・」

 

あ・・・・・・

良かった。声は元に戻ってる。

 

「ああ。ほら、かえで。彩が呼んでるぞ。」

「・・・・・・・・・・・・。」

 

怯えた目で私を見るかえで。

小さくなった背中が、少し可愛いかも知れない。

 

かえでは、少し考えるような顔をしてから・・・

ぴょん、と跳ねて私の方へ来た。

 

そういう仕草が、いちいち可愛い。

そして、私は何故か変な気持ちになる。

和樹さんがかえでを抱いていたときとは違う、変な気持ち。

 

「・・・あ・・・」

 

すぐに、私の膝の上で丸くなる。

 

「かえで・・・可愛い・・・」

 

それも、凄く。

・・・でも、随分大きな猫だと思う。

それに、猫はセーラーの上に下はブルマなんて格好をするだろうか。

 

「すー・・・すー・・・」

 

かえでは、眠っていた。

 

「・・・可愛い。」

 

おかっぱの毛並みを撫でてやる。

 

さらさら。

さらさら。

 

手が気持ちいい。

 

さらさら。

 

なんだか夢中になる。

 

さらさら。

さらさら。

むらむら。

 

変な気持ち。

 

・・・・・・・・・・・・。

 

「彩。」

「!・・・あ・・・・・・はい・・・」

 

和樹さんに呼ばれて、我に返った。

 

「俺達も、昼寝にしないか?」

「・・・そう・・・ですね・・・」

 

そう。

こんな日は、お昼寝が一番。

 

「お布団・・・用意します・・・」

 

 

 

 

大きなお布団。

枕はふたつ。

 

「彩。」

「・・・はい。」

「かえでも、一緒に寝かせようか。」

「!!」

 

また、嫌な気持ちになった。

 

「・・・かえでの寝床は・・・ここですから・・・」

「・・・そうか?・・・じゃあ、いいけどな。」

 

・・・ほっ。

私は、かえでをソファに寝かせて、布団に入った。

 

 

微眠みながら、考える。

・・・もしかして、私はかえでに嫉妬しているのだろうか。

 

・・・和樹さんとかえでが近づくたびに、嫌な気持ちになる。

 

 

・・・かえで。

 

かえで。

 

かえで・・・

 

 

思考が、どんどんおかしな方向へ向く。

 

止まらない。

 

・・・何を考えているのかも解らないまま、眠ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・そんなこんなで、ある日の朝。

 

私は、かえでの朝食を作っていた。

 

「・・・今日は・・・ミルクで・・・」

 

とぽとぽとぽ。

 

お皿にミルクを注ぎながら、ソファで日に当たっている楓を見る。

・・・相変わらず、ほのぼのとしている姿がとても可愛い。

 

・・・あんなに可愛かったら、和樹さんだって・・・・・・。

 

・・・・・・・・・・・・。

 

・・・駄目。

和樹さんは、私と・・・。

 

・・・かえで、貴方は可愛すぎるの。

 

今日は、和樹さんは・・・夜まで帰らない。

 

 

・・・・・・・・・・・・。

 

 

戸棚の奥。

確か、ここに仕舞ったはず。

 

ちゃぷ。

 

液体の入った薬瓶。

和樹さんと一緒に暮らすことが決まった日に、南さんがくれたお薬。

 

「和樹さんと、頑張ってくださいね」

 

そう言ってくれたお薬。

えっちなところが、どうしようもなく疼くお薬。

あのひとは、どうしてこんなものを持っているんだろう。

 

「最近、同人でもこういうのが流行っているみたいですよ。」

 

なんて、笑ってたけど。

 

1回だけ、使ってみたことがある。

あの日の和樹さんを思い出すと・・・

 

「・・・あ・・・」

 

思い出すだけで・・・その・・・

 

どきどき。

 

思い出すだけで、いけない気分になってしまう。

 

 

・・・あの日の和樹さん・・・凄かった・・・

一緒に飲んだ私も・・・

 

・・・あまり覚えてないけど・・・

凄く恥ずかしいことを言ってしまった気がする。

 

ちゃぷ。

 

ちょっとだけ、ミルクに入れてみた。

かえでは、丁度発情期のはず。

・・・少しだけ、お仕置き。

 

・・・和樹さんは・・・かえでのものじゃないから。

 

ちゃぷ。

 

・・・これで、1回分。

 

ちゃぷ。

 

・・・あ。

どうしよう。2回分入れてしまった。

 

ちゃぷ・・・・・・・・・ばしゃ。

 

・・・・・・・・・・・・あ。

 

慌てて瓶を戻した。

・・・蓋が取れてしまった。

 

 

・・・・・・・・・・・・。

 

 

ミルクが薄まって見える。

・・・・・・・・・何回分入っただろう。

・・・10回分?

 

・・・怖くて考える気にもなれない。

 

こんなミルクを飲んだら、どうなってしまうだろう。

・・・・・・壊れてしまうかも。

 

・・・・・・・・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「う・・・・・・ん・・・・・・」

 

むずむず。

全身が、なんだかむずむずする。

 

「ふ・・・はぁ。」

 

『あの時期』だから、仕方ないけど。

・・・今日が、ピークかな。

 

「・・・・・・ふぁ。」

 

むずむず。

身体の1箇所が、特にむずむずする。

・・・触りたい。

 

・・・いけないことだって、解ってるけど。

ピークになると、我慢できない。

私は、えっちな子なのかな。

多分、私のせいじゃないと思う。

 

猫だから『あの時期』があるのは仕方ないし、

エルクゥは、人間より性欲が強いみたいだから。

私のせいじゃ・・・ないよね。多分。

・・・でも私、何者なんだろう。

 

「うぅん・・・」

 

脚をよじりあわせる。

ブルマって、蒸れるから時々嫌い。

こういう時は、むずむずして仕方がないから。

なら一体、どうして履いてるんだろう。

解らない。けど、いいか。

 

ブルマの中が熱を持ってるのが解る。

・・・少し、湿り気もあるかも。

 

「・・・・・・・・・・・・」

 

手を・・・伸ばす。

ちょっと・・・ちょっとだけ・・・

 

「・・・かえで。」

「!!」

 

いきなり声を掛けられて、びっくりした。

でも、おかげで少しだけ収まったかも。

 

「・・・かえで・・・御飯・・・です・・・」

 

ことん。

お皿に入ったミルクが置かれた。

 

・・・うん。

何か食べれば・・・気が紛れるかも。

 

むずむずを堪えながら、私はお皿に口をつけた。

 

 

・・・あれ?

変な味。

いつもの味と、ちょっとだけ違う。

それに、ちょっと薄いかも。

 

ぺろ、ぺろ。

 

彩さんが、じーっと見てる。

何か、あるのかな。

 

ぺろ、ぺろ。

 

「・・・あの・・・」

 

彩さんが話しかけてきた。

 

「・・・美味しい・・・ですか・・・?」

「・・・はい。」

 

少し変な味だけど、やっぱりおいしい。

 

「・・・そう・・・ですか。・・・あの、じゃあ私は・・・お買い物があるので・・・」

 

彩さんは出掛ける準備を始めた。

私も行きたいけど、猫だし。

今日は、ちょっと外には出られない時期だし。

 

「・・・あの・・・行って・・・きます。・・・いい子に・・・してて・・・下さいね・・・」

 

どうしてだろう。

彩さんの背中が・・・

なんだか、逃げてるみたいに見えた気がする。

 

ぺろ、ぺろ。

 

全部、飲み終わった。

ごちそうさま・・・・・・

 

 

「・・・・・・あ・・・・・・れ・・・?」

 

どくん。

 

何だか、変な感じ。

今の・・・ミルク・・・?

 

「・・・あ・・・は・・・はぅ・・・」

 

くねっ、と脚が曲がった。

身体が言うことを聞いてくれない。

 

動けるみたいだけど、力が入らない。

 

「・・・は、はふぅ・・・」

 

へたり込んだまま、しばらく様子を見る。

 

落ち着いてきた。

 

・・・!?

 

・・・びくん。

むずむずむずむず。

落ち着いたと思ったら、突然全身がものすごいむずむずに襲われた。

さっきまでのむずむずなんか、比べ物にならない。

 

「・・・な・・・何・・・?」

 

『あの時期』だから?

・・・違う。こんな感覚は初めて。

こんな、我慢なんて考えもつかないような感覚は初めて。

 

疼く。

身体が火照ってどうしようもない。

 

熱い。熱い。熱い。

 

全身に叩きつけられる強烈な性の欲望。

手が勝手に動いて、私のいけない所に伸びた。

 

「・・・ふあぁぁんっ!!」

 

少し触れただけで、全身ががくがくと震えた。

・・・すごく、気持ちよかった。

 

どうしちゃったんだろう。

 

刺激に驚いて手を離して、気付いた。

私は、何をしてるんだろう。

 

「・・・は、はぁ・・・」

 

落ち着かなくちゃ。

落ち着いて・・・。

 

そう。

・・・こんなときは、眠ればいい。

いつも、そうやってやり過ごしてきたから。

 

とさっ。

 

よく掃除機をかけられた、ふわふわした絨毯に身体を横たえる。

何かを渇望してやまない身体を落ち着けようと目を閉じる。

 

「・・・くぅん・・・」

 

むずむずむず。

 

身体の疼きは止まらない。

私の奥は、触って欲しくてじんじん言ってる。

どうしちゃったんだろう。

 

・・・落ち着かなくちゃ。

目を閉じて、他のことを考えよう。

 

・・・・・・・・・・・・。

 

そういえば、昨日の夜も・・・和樹さんと、彩さんが・・・

・・・つい、覗いちゃって・・・

 

・・・いけない。

よりにもよってこんなことを考えちゃ、また・・・

 

むずむずむずむず。

 

「・・・くふぅんん・・・はふぅ・・・」

 

鼻に掛かった息を吐く。

脚を擦り合わせるだけで、湿った音がかすかに聞こえてくる。

ブルマの中は、蒸れて凄い温度になっている。

 

くちゅ。

 

また音がした。こんな音、聞こえなければいいのに。

どうしてこの部屋はこんなに静かなの。

 

脚を動かすだけで、じんわりと気持ちよさが広がる。

でも、こんなのじゃ全然物足りない。

 

・・・昨日の彩さん、気持ちよさそうだったな。

 

頭の中がもやもやしてる。

頭が勝手にえっちなことを考える。

断片的な想像。私の意志とは関係なく浮かぶイメージ。

和樹さんと彩さんが交わっているところ。

自分が彩さんに置き換わったり、和樹さんになったり。

耕一さん・・・

 

「―――ッ!!」

 

激しく頭を振って、いけない妄想を振り払う。

私は一体どうしちゃったの。

おかしなことを考えないように。

そう意識すればするほど、どんどんえっちなイメージが湧いてくる。

なんだか良く解らないけれど、とても気持ちよさそうな私。

いいな。羨ましい。

してみたい。されたい。欲しい。

 

むずむずむずむずむずむずむず。

 

疼く。

 

触りたい。

触りたい。

触りたい。

 

もう何も考えられない。

どうせ誰も見てない。

 

「はぁ・・・はぁん・・・」

 

右手で、ブルマに浮かぶ筋をそっとなぞる。

左手は、服の上から薄い左胸を柔らかく押し潰す。

 

気持ちいい。

脳がとろけそうなくらいに。

 

こんな感覚、初めて。

 

「あああぁぁぁ・・・ああぁん・・・」

 

勝手に声が出ちゃう。

気持ちいいけど・・・まだ足りない。

 

むずむずするところを、ブルマの上から指先で何度もこする。

そこから、じんわりと甘い感覚が広がる。

それが、私の考えるちからを溶かしていく。

 

もっと。

もっと気持ちよくなりたい。

このどうしようもなく疼くところをぐちゅぐちゅと音を立てて掻き回したい。

 

獣のような考えが私を支配する。

もう、自分が何を考えているのかだって解らない。

それでも身体は動いちゃう。

勝手に、私がしたいことをしちゃう。

 

「くふぅん・・・ふぅぅん・・・」

 

服も脱がずに、自分で自分を愛撫する。

一瞬でも刺激が途絶えたら、狂ってしまいそうで。

脱ぐ間の時間なんて、待っていられる訳がない。

 

どうして、こんな。

 

もう、それを考えることもできない。

ただ、絨毯に倒れた格好のまま自分を慰めるだけ。

 

円を描くように胸を揉む。

小さなおっぱい。

私の大きさだと、こんな揉み方しかできない。

でも、ものすごく気持ちがいい。

ぷっくりと腫れ上がった先端が、布地越しに掌の中でこりこりと形を変える。

そのたびに私は喉を反らす。

 

「・・・あぁ・・・ぁん・・・」

 

ショーツとブルマを通して、私のえっちな液が染み出してきてる。

ブルマの湿り気を辿るように、何度もそこを指先でなぞる。

じんわりと染み渡る甘い感覚。がくがくと全身が震える。

私の考えるちからは、どんどんえっちな液に変わって流れ出て行ってしまう。

 

ぴちょ、ぴちょ。

 

静かにさするだけで、小さな水音がするようになった。

ショーツはびしょ濡れで、ぴったりと貼り付いている。

ブルマまで水に浸したようになっていて、触れるとものすごく熱い。

ブルマの中は熱く蒸れて、治まらない疼きに拍車をかける。

痒いような疼き。

触れていないとどうにかしてしまう。

弄っていないとおかしくなってしまう。

 

「んんっ・・・ん・・・」

 

一心不乱に同じ動きを繰り返す両手。

それに合わせて全身が緩やかに震える。

痺れるような、甘い感覚。

でも、それではすぐに物足りなくなってしまった。

身体の芯から湧き上がる疼きを抑え込むには、こんなのじゃ全然足りない。

切ない。

もっとどうにかしたい。

 

左手を胸から離し、ブルマに掛ける。

じんじんと疼いておっぱいが文句を言ってるけど、駄目。

もっと、どうしようもないところを。

 

ブルマとショーツの中に、手をねじ込む。

蒸気の中に手を入れたような感覚。

熱い。

手を奥へ入れると、指先が敏感な突起をかすめた。

 

「あぁぅっ!」

 

予期していなかった暴力的な快感に神経を蹂躙され、雷に撃たれたように全身が震える。

・・・どうやら、軽くいっちゃったみたい。

 

「・・・はぁ・・・あん・・・」

 

いってしまった後も、手の動きは止まらない。

こんなのじゃ全然満足できない。

むずむずむず。

治まることなく湧き上がる疼きに突き動かされて、自慰を続ける。

 

手を奥へ進め、割れ目に指を掛ける。

少しだけ、開いてみる。

 

「ぅん・・・」

 

柔らかい快感。

ブルマの上から撫でていた右手を、今度は横から侵入させる。

両サイドから、中指と親指を入れて・・・敏感な突起を摘む。

 

「はあぁっ!・・・ああぁ・・・」

 

気持ちいい。

とにかく気持ちいい。

 

左手を抜いて、ブルマの横から入れ直す。

大きな水音を立てて、割れ目の周りをこね回す。

右手は、くりくりと摘んだ突起を捻る。

 

「あああああ・・・・・・」

 

来る。なにか来る。

気持ちいい。ものすごく気持ちいい。

いっちゃう。いっちゃ・・・

 

がちゃ。

 

「・・・ただいま・・・。」

 

びくぅっ!!

 

尻尾、耳、それと毛が全て逆立った。

・・・寿命が10年は縮まった気がする。

 

な、な、何があったの。

あ、そ、そうか。彩さんが帰ってきたんだ。

お買い物に、行ってたんだっけ。

 

・・・ど、どうしよう。

 

 

・・・とりあえず、寝たふり。

・・・・・・・・・・・・・。

 

むずむずむずむず。

 

でも・・・こんなところで、やめるなんて・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・居間に入ると、かえでが寝ていた。

 

寝ていた?

 

・・・寝た振りだと、すぐに解った。

ときどき、ぴくんと震えるから。

 

「・・・かえで・・・寝て・・・いるんですか・・・?」

 

返事はない。

でも、私に聞かせようとしているように寝息が大きくなった。

 

部屋の匂いをかいでみた。

・・・充満した、女の子の匂い。

少し、いい匂いだと思った。

 

「・・・かえで。」

「・・・!・・・すー・・・すー・・・」

 

・・・可愛い。

・・・・・・震えてる。

 

あのお薬をあんなに飲ませてしまったんだから・・・我慢できる訳がない。

 

「すー・・・んふ・・・すー・・・んん・・・」

 

良く聞くと、寝息に鼻に掛かった声が雑じっている。

背中を向けて寝ているけれど、肩の動きをよく見てみる。

・・・・・・・・・・・・。

前後するように動いている。

どうやら、かえではこっそりと自慰に耽っている最中らしい。

 

くちゅ。

 

あ。

今、音が。

 

「――――――ッ」

 

かえでが硬直している。

尻尾が緊張して硬くなっている。

 

可愛い。

 

・・・お仕置き、始めよう。

 

歩いて、かえでの横に座る。

警戒して震えるかえでがまた可愛い。

 

「・・・かえで・・・」

「・・・!」

 

優しく呼びかけても、かえでは震えるだけ。

しかも、こんなに近くに私がいたら・・・いけないひとり遊びもできない。

 

じっとかえでを見つめる。

止まったような時が流れる。

 

「・・・っ・・・」

 

我慢できなくなってきたのだろうか。かえでがひくひくと震えだした。

 

「・・・悪い夢でも・・・見ているんですか・・・?」

 

我ながら白々しい台詞だと思う。

でも、それを聞いて震えを抑えようとするかえでは、やっぱり可愛い。

 

「・・・安心して・・・」

 

いつものように、かえでのおかっぱの毛並みを撫でる。

さらさら。

さらさら。

 

かえでは、細かく身震いする。

かたかたと歯が音を立てる。

髪からのあまりにも微弱な、でも確かな快感。

身体が快感を思い出しているのだろう。

 

そのまま、耳を撫でる。

かえでは、びくびくと震える。

やはり、人間同様耳は鋭敏な性感帯らしい。

 

かえでの汗の浮いた太腿に、そっと手を乗せる。

そして、いつも和樹さんにしてもらっているみたいに優しく撫でる。

 

かくかくと痙攣するかえでの身体。

限界が近いのか、太腿を微かに擦り合わせている。

とても可愛い。

 

・・・また、変な気持ちになる。

 

「・・・かえで・・・」

「・・・!す・・・すー・・・」

「・・・我慢・・・できないのでしょう・・・?」

「―――!?」

 

変な気持ちに任せて、凄いことを言ってしまった。

今度こそ本当に驚いたらしい。

かえでは、顔を上げて私を見た。

当惑の表情。

 

やっぱり、とても可愛い。

 

「・・・したいなら・・・良いですよ・・・」

「・・・そ・・・んな・・・」

 

また、凄いことを言ってしまった。

当惑の表情のまま、自分の腕を抱くようにして丸くなるかえで。

そうしていないと、勝手に自慰を始めてしまうのだろう。

尻尾が、切なげに震えている。

 

「・・・私のいない間・・・していたように・・・どうぞ・・・」

「そ、そんな・・・ことっ・・・」

 

真っ赤になる。

かえでは、こんなに可愛かっただろうか。

変な気持ちは、どんどん大きくなる。

 

・・・・・・・・・・・・。

 

少し、時間が経った。

かえでは腕を抱いたままもじもじとしている。

もう少しで、限界のはず。

開き直られちゃ、つまらない。

 

「・・・かえでは・・・私の、いない間・・・良い子に、していたんですか・・・?」

「え・・・」

 

ぴたりと動きを止めて、私を見つめるかえで。

悩んでいるようだ。

 

「・・・は・・・はい。」

 

目を逸らして、そう言った。

 

「・・・なら・・・お土産を・・・あげます・・・」

「・・・?」

 

買い物袋から、木の枝を取り出した。

ペットショップで買って来た、またたびの枝。

 

「・・・はい、お土産・・・です・・・」

「・・・・・・・・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おみやげと言って、彩さんは小さな木の枝をくれた。

なんだろう。

 

匂いをかいでみた。

 

「・・・???」

 

目眩がした。

宙に浮いているような感覚。

何?

 

頭が痺れるようないい匂いがする枝。

気がついたら、私は枝にかじりついていた。

 

おいしい。

・・・なんだかおいしいと言うのは違う気がするけど、

とにかくこの枝をかじっているととても心地良い。

やめられない。

身体がどうしようもなくむずむずしていたのも、今だけはどうでもいい。

 

あっという間に、枝はなくなってしまった。

 

「・・・あ・・・れ・・・?」

 

ぐらん。ぐらん。

 

頭がぼーっとする。

寝そべって天井を見ると、ぐるぐる回ってる。

何だか、いいきもち。

どうしたんだろう。

身体が、いうことを聞いてくれない。

 

「・・・あ・・・はは・・・」

 

なんだかおかしい。

どうしてだろう。

 

なんだか、眠くなってきた。

 

「・・・かえで・・・汗を・・・かいているみたいだから・・・着替えましょう・・・」

「・・・え?」

 

なんだかよくわからない。

よくわからないうちに、私は裸になっていた。

彩さんに、脱がされちゃったみたい。

身体に力が入らない。へなへなとなって、全然動いてくれない。

 

どうしよう。

どろどろになった私のあそこを、見られちゃった。

 

・・・ああ。なんだか、どうでもいいや。

頭が、ぼーっとする・・・

 

・・・・・・・・・・・・。

 

・・・むずむず。

 

「!・・・あ・・・また・・・」

 

また、むずむずが始まった。

びしょ濡れのあそこが、疼き出す。

いきそうになったあの時の状態に戻る。

 

・・・いや、さっきより・・・強い・・・

 

「あ・・・あああ・・・」

「・・・どうしたん・・・ですか・・・?」

 

触りたい。

触りたい。

どうしても触りたくて仕方がない。

彩さんが見てるけど、そんなことどうだっていい。

とにかくこのむずむずをどうにかしたい。

触って気持ちよくなりたい。

触って弄り回したい。

 

「あああああ・・・・くふぅん・・・」

 

でも、身体が動かない。

今すぐ触りたいのに、もぞもぞと動くくらいしか出来ない。

手なんて、持ち上がりもしない。

 

「・・・あ・・・彩さ・・・ん・・・?」

 

涙目で彩さんを見る。

あ。

何だか・・・変な表情。

小さい子供が遊んでいる所を見ているような。

 

「・・・かえで・・・可愛い・・・」

 

そう。

そんな台詞がぴったり。

 

「あ、彩さぁん・・・」

 

文字通りの猫撫で声。

 

切ない。

じんじんと疼く。

治まらない。

治めることもできない。

 

「・・・どんな・・・気分ですか・・・?」

「・・・うぅん・・・彩さん・・・」

 

そんなところで見ていないで。

お願いだから。

お願いだから、私のここをどうにかして。

 

「・・・えっちな・・・気分・・・ですよね・・・?」

「・・・う・・・はぅん・・・」

 

そんな。

そんなこと。

いいから。

解ってるなら。

その白い指で。

早く―――・・・

 

「・・・どうして・・・欲しいですか・・・?」

「え・・・うぅん・・・そ・・・れは・・・」

 

彩さん。

どうしてそんなこと。

解ってるんでしょう?

あああああ。

頭がぼーっとして、考えが全然まとまらない。

疼く場所を弄り回したいのに、身体は動いてくれない。

 

「お願い・・・彩さん・・・」

「はい・・・何でしょう・・・?」

「私・・・の・・・っ」

 

舌も上手く回ってくれない。

頭も働いてくれないし、むずむずがひどくてそれどころじゃない。

 

「・・・脚の、間の・・・濡れてる・・・とこを・・・」

「・・・ここ・・・ですか・・・?」

「はぁぁぁんっ!」

 

ちょん、と彩さんは私の割れ目に触れてくれた。

ものすごい気持ちよさが押し寄せた後、より強い疼きが私を襲う。

 

「・・・ここを・・・どうすれば・・・良いんですか・・・?」

「・・・お願い・・・もっと・・・っ触って・・・あぁん・・・」

「触って・・・欲しいんですか・・・?」

 

ちょん。

ちょん。

 

「あふあぁぁ・・・はぁぁぁん・・・」

 

軽く触れるだけの彩さんの指が、私を虐める。

気持ちいいけれど、全然足りない。

もっと。もっと欲しくて仕方ない。

 

触れるか触れないかといった所で、私をくすぐる。

物足りない。切ない。

やっぱり疼いて仕方がない。

 

「・・・お願い・・・もっ・・・と・・・」

「もっと・・・どうすれば・・・いいんですか・・・?」

「もっと・・・激しく・・・」

「こう・・・ですか・・・?」

「ふあぁぁぁぁぁんっ!?」

 

彩さんは、爪で私の一番敏感な突起を摘んだ。

脳が焼けるかと思うほどの快感。

・・・一瞬で、私はいってしまったらしい。

 

「・・・はぁ・・・はふ・・ぁ・・・」

 

完全に力が抜けて、頭はさらにぼーっとなって。

私は床に寝ていた。

 

「・・・気持ち・・・良かったですか・・・?」

 

こくん。

朦朧とした頭で言われたことを認識しないうちに、私は頷いた。

 

「・・・なら・・・もっと・・・」

「・・・え?」

 

彩さんは、突然服を脱ぎ始めた。

ぼーっとしたまま、それを見る。

・・・夢、じゃないのかな。

ぼんやりとした、水の中にいるみたいな感覚。

現実にしては綺麗すぎる、彩さんのからだ。

 

「・・・もっと・・・してあげます・・・」

 

ぺたんと絨毯に座って、同じように座らせた私を背中から抱きかかえる彩さん。

もちろん、はだか。

・・・やっぱり、夢かな。

気持ちいい夢もあるって、聞いたことあるし。

 

背中に、ぷよんとした感触。彩さんのおっぱい。

・・・羨ましいかも。

 

「・・・かえで・・・」

 

背中から、私の胸に手が回ってきた。

恥ずかしい。私の、薄いおっぱい。

 

ゆっくりと、撫で回される。

少しだけ、気持ちいい。

 

「・・・どう・・・ですか・・・?」

「・・・え・・・?」

 

むずむず。

 

あ。

 

「あ・・・また・・・」

 

また、疼き始めた。

どうしちゃったんだろう。

夢だからだろうか。

 

「やっぱり・・・まだ、足りませんよね・・・」

 

空いた手で私の髪と耳を撫でてから、その手は私が触って欲しい所へ伸びた。

・・・けど、なかなか触ってくれない。

 

「ん・・・はぁ・・・彩さぁん・・・」

 

胸を揉まれる。

けど、胸の先端にはどうしても触れてもらえない。

あそこへ伸びた手も、くるくると品定めするように動くだけで触ってくれない。

 

「・・・ぅぅん・・・ああぁ・・・」

 

だめ。限界。

精一杯身体を動かして胸を前に突き出してみても、器用に避けられる。

 

「彩さんん・・・早く、早く・・・」

「・・・早く・・・なんですか・・・?」

 

言いながら、胸を揉むテンポをずらす。

その動きは、私をさらに追い詰めていく。

 

「触って・・・早く、し、してください・・・」

 

恥ずかしくて、目を開けていられない。

 

「・・・はい。」

 

さわさわ。

私の触って欲しいところ。

その周りに指が触れた。

 

「・・・んふぅ・・・」

 

太腿を撫でたりしながら、中心へ向かってくる。

期待で胸が爆発しそう。

早く。早く。

どうしてそんなにゆっくりなの。

もうすぐ。もうすぐこのぴくぴくしてるところを触ってもらえる。

もうすぐ・・・

 

「・・・え・・・と、次は・・・」

「〜〜〜〜〜〜〜ッッ!」

 

彩さんの指は、私が触って欲しいところの直前でUターンした。

どうして。

胸と脚を、柔らかく愛撫されて。

でも、乳首にもあそこにも触って貰えなくて。

彩さんの指は、私を追い詰めるだけで。

 

「彩さん、彩さんんッッ!!」

 

涙声で叫んだ。

お願い、お願いだから。

切なくて苦しくて、もうだめ。

 

「お願い、苛めないでっ!・・・早く、してください・・・」

 

涙がぽろぽろ零れる。

私は、一体なんてことで泣いてるんだろう。

 

「・・・ごめん・・・なさい・・・」

「んはぁぁん・・・うぅん・・・」

 

はっとしたように謝ってから、割れ目を撫でてくれた。

胸を揉む方の手も、乳首を押し潰すようにしてくれる。

焦らされて充血した所を、ゆっくりとほぐしてくれる。

私の手はまだ動かない。

だから、彩さんにしてもらうしかない。

 

つぷ。

 

「ん・・・」

 

彩さんの指が、私の中に入った。

 

「・・・痛い・・・ですか・・・?」

「・・・んぁ・・・あ、痛くないです。」

「そう・・・ですか・・・」

 

どんどん奥に入ってくる。

そのたびに、何かに掴まりたいような感覚が襲ってくる。

 

「あ・・・」

 

止まった。

一番長い中指の、根元まで入ってる。

 

「・・・どこ・・・でしょうか・・・」

「・・・え・・・?」

 

何がだろう。

ゆっくり、指が抜けていく。

 

「・・・あ。・・・ここ・・・でしょうか・・・?」

「・・・はぁぁっ!?」

 

彩さんが指を曲げて動かすと、いきなりとても気持ちよくなった。

私の気持ちよくなるところを見つけちゃったんだろうか。

 

「・・・ここ・・・ざらざら・・・してます・・・」

「あっ、あぁぁっ、あぁぁぁぁんっ!!」

 

何度もそこを引っかかれると、私は身体を小さく揺すった。

自分の意志では全然動かない身体も、勝手に動いてしまう。

 

・・・あれ?

なんだか、彩さんの指が太くなったような。

 

「・・・かえで・・・こんなに・・・締め付けて・・・」

 

あ、そうか。

彩さんの指が太くなったんじゃなくて、私が・・・

・・・恥ずかしい。

 

「・・・こっちも・・・一緒に・・・」

 

胸を触っていたほうの手も下におりてきて、私の敏感な突起に触れる。

器用に皮を向き、真っ赤に充血しているそこを指先でくすぐる。

中に入った指は、相変わらず気持ちいい所を引っかき続けている。

 

「あぁぁっ、ああああああぁぁん、あはぁぁぁんっっ!!」

 

だめ。

おかしくなる。

気持ちいい。

このまま、溶けてなくなってしまいそう。

 

「・・・気持ち・・・いいですか・・・?」

「あああぁ・・・あぁん・・・はぁ、あ、はいっ!!・・・き、気持ちいいです・・・ぅうんっ!」

 

頭が働いていないので、自分が何を言っているのか解らない。

そんなことより、もうだめ。

気持ちよすぎておかしくなる。

もう1回、いっちゃいそう。

 

「あああぁ、あはぁ、あああああんっ・・・」

「・・・かえで・・・いきそう・・・ですか・・・?」

「は、はいぃ・・・も、もう・・・」

「・・・そう・・・ですか・・・」

 

・・・・・・・・・・・・。

 

・・・あれ?

 

「あ・・・彩・・・さん・・・?」

 

刺激が止まった。

クリトリスを弄っていた指は離れ、中を掻いていた指は動きを止めている。

 

「・・・・・・あ・・・あの・・・」

 

指が動く気配もない。

自分から腰を精一杯動かしてみるが、動いてくれない。

 

どうして。

どうして、いかせてくれないの。

 

むずむずむずむずむずむず。

刺激の連続で忘れかけていた疼きが再び襲う。

我慢なんてできない。

お願い。お願いだから。

触って弄って引っ掻いてくすぐって舐めて入れて犯していかせて―――

 

「彩・・・さぁん・・・」

「・・・いきたい・・・ですか・・・?」

「は、はい。お、お願いです、早く・・・っ」

 

そうしないと、私はどうなってしまうか解らない―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かえでの膣壁が蠢いているのが指で感じ取れる。

どうやら、本当にいってしまう直前だったらしい。

 

「彩さぁん・・・お願い・・・お願いです・・・」

 

涙をぽろぽろこぼして、あられもない姿でえっちなおねだりをするかえで。

・・・もしかして、今まで見たかえでで一番可愛いかもしれない。

可愛い声を出していってしまうかえでも見たいけど、

今はこのかえでをもう少し見ていたい。

 

「・・・かえで。・・・私がいない間・・・何をしてましたか・・・?」

「・・・え・・・あ・・・な、なにも・・・」

 

・・・嘘つき。

何もしていないなら、帰ってきた時にあんなに女の子の匂いがする訳がない。

 

「・・・そう・・・ですか・・・。」

「・・・はぁんっ!」

 

かえでの中から指を抜く。

 

「・・・かえでは、良い子だから・・・我慢・・・できますね・・・?」

「・・・!・・・」

 

またたびのせいで力が入らないはずなのに、無理矢理こちらを向こうとするかえで。

 

「・・・良い子のかえでは・・・こんなことは、したくありませんよね・・・」

「あ・・・あああ・・・」

 

意味の無いかえでの声。

 

「・・・悪い子なら・・・えっちなことをして上げても、良いんですけど・・・」

「あ・・・彩・・・さん・・・」

「・・・なん・・・ですか・・・?」

「・・・私は・・・悪い子です・・・だから・・・」

 

・・・なんて可愛い。

どんどん変な気持ちになってきた。

なんなんだろう。

最初は、和樹さんに近付き過ぎないように言うつもりだったのに。

どんどん関係ない言葉が出てくる。

 

「・・・でも・・・かえでは、良い子でお留守番していたのでしょう・・・?」

「あ、あの・・・それは、嘘、で・・・」

「・・・じゃあ・・・何をして、いたんですか・・・?」

「・・・そ、それは・・・」

 

真っ赤になって困った顔をするかえでが、とても可愛い。

もっと、こんな顔が見たい。

もっともっと、いじめてあげたい。

さっきみたいに、泣いてしまうまで。

 

「あ、あの・・・えっちな気分に、なっちゃって・・・」

「今みたいに・・・ですか・・・?」

「っ・・・そ、そうですっ・・・それで、その・・・我慢、できなくて・・・」

 

かえではそこで言葉を詰まらせた。

 

「・・・じ、自分で・・・えっちなことを・・・」

「・・・えっちなことって・・・どんなこと、ですか・・・?」

「・・・っ・・・じ、自分の手で・・・胸や、あそこを・・・ひんっ・・・」

 

かえでは、ついに泣き出してしまった。

・・・可愛いけど、少し可哀想。

いじめるのは、このくらいにしておいてあげよう。

 

「じゃあ、かえでは・・・お留守番中にいけないことをして・・・嘘までついた・・・えっちな、悪い子、なんですか・・・?」

「は、はい。そうです・・・だ、だから・・・っ!!」

「・・・そんな子には・・・お仕置き、ですね・・・」

「は・・・はいっ!」

 

切ない疼きから解放されるという期待をそのまま態度に表すかえで。

もう、余計なことを考える余裕もないのだろう。

 

「じゃあ・・お仕置き・・・です。」

「・・・・・・・・・・・・。」

「もう少し・・・そのままで・・・いてください・・・」

「・・・っっ!?・・・そ、そんなっ・・・」

 

絶望するかえでも、可愛い。

あ。もう解放してあげるはずだったのに。

かえでを見ると、ついいじめてあげたくなってしまう。

 

「・・・かえでが思っているようなことでは・・・お仕置きになりませんから・・・」

「で、でも・・・あ、彩さぁん・・・」

「・・・なん・・・ですか・・・?」

「お、お願いです・・・お願いですから・・・私のあそこを、触ってください。弄ってください・・・私の・・・えっちなところを・・・」

「・・・反省、しましたか・・・?」

「は、はい。私は、えっちな悪い子です。反省してます・・・」

 

・・・本当に、可愛い。

小生意気な猫の面影は、どこにいってしまったんだろう。

耳はぺたんと垂れ、尻尾は力無く落ちて震えている。

 

「・・・なら・・・ご褒美を、あげます・・・」

「ふぅあぁんっ!」

 

指を一気に2本入れた。

感じるざらざらを探り当てて、2本の指で不規則に刺激する。

和樹さんにこうしてもらうと、私はいつも腰が砕けそうになる。

 

クリトリスの皮も剥いて、さっきより大胆に摘んで捻り回す。

 

「あああああああん、ああぁぁぁああ・・・」

 

よだれを垂らして喘ぐかえで。

遠慮もなく、強烈な刺激を送り込み続ける。

薬に犯された肉体には、脳を焼くような快感となるはず。

 

「ああぁ、いく、いきますっ・・・ああっ、あああああぁぁぁっ・・・あぁぁ・・・っ」

 

これ以上ないほどに昂ぶっていたかえでは、あっという間に陥落してしまった。

私の指を千切りそうな力で膣が収縮する。

余韻に浸るかえでの中を、ときどき指を曲げて引っかいていじめる。

 

「・・・はぁ・・・はぁ・・・あぁん・・・」

 

薄い胸が呼吸のリズムを刻む。

私は、そっとそこに触れてみた。

 

「んふっ」

 

ぴくんと身体を震わせる。

絶頂を迎えた直後の身体は、刺激による快感を何倍にも受け止めてしまう。

そのまま、両手でふにふにと押し潰すようにおっぱいを揉む。

 

「・・・はぁぁ・・・はぁぁぁ・・・」

 

うっとりとして長い呼吸を続けるかえで。

やっぱり、可愛い。

 

「・・・ん。」

 

やがて、居心地が悪そうに腰を動かした。

尻尾がぴくんと震える。

・・・どうやら、また催してきたらしい。

当然だと思う。

元々発情期だというのにあれだけの量のお薬を飲んでいるのだから。

何度昇り詰めても、決して満たされる事はないはず。

 

「かえで・・・このまま、もう1回・・・」

「・・・ぁ・・・はい。」

 

体勢を変え、かえでに覆い被さるようにする。

そのまま少し長めのキスを1回。

 

「・・・ぁふ。」

 

少し驚いたようだけど、快感にとろんとした目がとても可愛い。

私は、かえでの小さな乳首に吸いついた。

反対の胸を左手で揉む。

これ以上焦らしては可哀想だと思い、右手をかえでの濡れそぼった秘所へ向ける。

そして、散々いじめ抜いたために既に皮から顔を出している突起を撫でる。

 

「かふぁぁぁぁっ・・・ん・・・」

 

達した直後にそんなことをされ、かえでは声を上げて痙攣した。

さすがに強烈すぎるかもしれない。

クリトリスの愛撫は中断し、人差し指と中指を中へ入れる。

その間も、胸は愛撫し続ける。

右胸の乳首を指で転がし、左胸の乳首は強く吸い上げる。

 

「あはぁ・・・あん・・・気持ちいい・・・です・・・」

 

かえでは正直に快楽を訴えるようになった。

快感以外の感覚が麻痺してしまっているのだろう。

 

「・・・かえで・・・どうしてほしいですか・・・?」

「・・・はぁん・・・奥が・・・奥がむずむずします・・・」

「奥・・・ですか。」

 

力を込めて指を限界までねじ込もうとしてみる。

 

「んはぁぁぁっ」

 

膣内で異物に暴れられ、力の抜けた悲鳴を上げるかえで。

小さいとはいえ。1番奥まで・・・届くだろうか。

 

「ああ・・・はぁ・・・もっと、奥に・・ぃ・・・」

「・・・まだ・・・届きませんか・・・?」

「・・・ふあぁん・・・お願い、です・・・」

 

お願いされても、これ以上は入らない。

尻尾をぱたぱたと振って、何かを訴えている。

可哀想。

・・・だけど、可愛い。

 

・・・面白いことを思いついた。

 

「・・・どうしても・・・奥に、欲しいですか・・・?」

「は、はい・・・っ・・・欲しい、欲しいですっ!!」

「じゃあ・・・」

 

指を抜いて、かえでの尻尾を掴む。

尻尾の先端で、花びらを撫で回す。

 

「はぁぁ・・・っ」

 

充分に濡らしたところで、中へ。

つぷ。つぷぷぷ。

 

「んふっ・・・ふぅぅぅぅぅんっ・・・」

 

どんどん奥へ入っていく。

柔らかな快感の連続に身をよじるかえで。

 

「んはっ」

 

止まった。

一番奥まで入ったらしい。

ずっと焦らしていたんだから、ほぐしてあげないと。

ぐいぐいと押し込んで、子宮口を刺激する。

 

「んんっ、んんんっ。んはぁぁ・・・っ」

「かえで・・・自分の尻尾は・・・おいしい、ですか・・・?」

 

ぐりぐりぐり。

尻尾で奥をほぐしながら、クリトリスを撫でる。

 

「あふぁぁん・・・は、はい・・・おいし・・・ぃぁあんっ」

 

かえでの腰が小刻みに揺れだした。

達したばかりの身体へ加えられる尖った快感に、もう耐えられないのだろう。

かえでを鳴かせるスイッチになっている突起を、爪の先で何度もこする。

痛いような感覚も、今のかえでは素直に快楽として受け止められるはず。

 

「ひあぁぁぁんっ、い、いやぁ、あぁぁぁぁぁっっっ!!」

 

今まで出した事が無いような大声を上げて、かえではまた絶頂へ達した。

緩やかに呼吸をしている所を見計らい、ゆっくりと尻尾を抜く。

 

「・・・ん・・・んんんっ」

 

・・・少し、休ませてあげよう。

まだ・・・いじめ足りないから。

それに。

これ以上可愛いかえでを見てしまうと、自分も・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・はぁ・・・は・・・」

 

意識が少しずつはっきりしてきた。

どうしていたんだっけ。

 

・・・そうだ。彩さんに、えっちなことをされて。

動けない所を、何回もいかされちゃって。

何回も、苛められて。

何回も、気持ちよくなっちゃって。

 

「・・・ん・・・」

 

この期に及んで、私の身体はまだえっちなことをしたがってる。

なんというか、我ながら呆れてしまう。

 

手を動かしてみる。

動く。

他の部分も、動くようになったみたい。

 

首を動かして彩さんを見る。

 

「・・・どう・・・しましたか・・・?」

 

私を背中から抱いたまま、優しい目で私を見ている。

今は、その優しい目がちょっと怖い。

・・・気持ちよかったから、いいけど。

 

ぱた。

尻尾を動かしてみる。

さっきまで、私を鳴かせていたしっぽ。

 

「・・・んっ・・・」

 

あ。

彩さんの脚を、ちょっと触ってしまった。

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

なんだろう。さっきの声。

彩さんの、なんだか気持ちよさそうな声。

 

ぱたぱた。

彩さんの脚をしっぽで撫でる。

先の方は、私のえっちな液でぬるぬる。

そのぬめりを使って、彩さんの脚を這い回る。

 

「・・・ん・・・んふ・・・」

 

私から逃げるみたいに身体を捩る彩さん。

・・・脚、気持ちいいんだ。

そういえば、覗いたとき和樹さんも脚を撫でてたような。

 

・・・・・・・・・・・・。

 

なんだろう、この気持ち。

 

「・・・んむっ!?」

 

後ろを向いて、彩さんにいきなりキス。

そのまま、押し倒しちゃう。

 

「・・・ん・・・んんっ!?」

 

驚いて間近にある私の顔を見る彩さん。

驚いた顔って、可愛いかも。

 

彩さんを吸い尽くすみたいなキス。

 

そういえば、朝のミルク。

きっと、あれにえっちな薬が入ってたんだと思う。

私はあんなにえっちな娘じゃないし。

 

・・・多分。

 

・・・お薬、まだ私の中に残ってるのかな。

 

・・・・・・・・・・・・。

 

ぷちゅ。

 

「・・・!?」

 

私の唾液を、彩さんにたっぷり送り込んだ。

指先で喉をくりくりと押す。

 

こくん。

 

・・・飲んじゃった。

ふふふ。

なんだか、いい気分。

 

「・・・か、かえで・・・?」

「・・・ふ、ぅ。」

 

唇を離すと、銀色の糸が引いた。

・・・なんだか、すごくえっちな感じ。

 

「・・・かえで・・・何を・・・」

「・・・彩さん。」

 

すごいものが目に入った。

彩さんの、えっちなところ。

・・・私と同じくらいどろどろになってるところ。

 

「・・・あ・・・」

 

慌てて隠したって、遅い。

 

・・・さっきまで、彩さんばっかり。

 

「・・・今度は、私の番です。」

「・・・あ・・・」

 

とん、と肩を押す。

彩さんは、簡単に絨毯に倒れた。

 

こんな弱々しいひとが、さっきまで私を。

・・・私も。

さっきまで、あんなにめろめろだったのに。

今度は、私が彩さんを。

なんだか、へんなの。

 

彩さんの身体を見回す。

どこからにしよう。

 

ぺろ。

 

「・・・・・・・ふぁっ・・・」

 

左足を舐めてみた。

猫のざらざらした舌で。

ぺろ。ぺろ。

 

「ひぅ・・・ひぅぅん・・・」

 

口元に手を当てて、ぷるぷる震える彩さん。

本当にこの人が私を苛めてたんだろうか。

なんだか、信じられなくなる。

 

執拗に舐め続ける。

なんか、変な味。

彩さんの味。

 

「はぁぁ・・・ああああ・・・」

 

彩さんは、すっかり力が抜けちゃったみたい。

次はその、羨ましいおっぱい。

右の乳首に吸いつく。

彩さんは私をさんざん焦らして苛めたけど、

可哀想だから一気にしてあげる。

・・・あれも、気持ちよかったけど。

 

「あふぅん・・・か、かえで・・・」

 

乳首を吸いながら、舌先でこちょこちょくすぐる。

左の胸は、右手で揉む。

しっぽで、太腿を撫でる。

そして、左手は彩さんの濡れたあそこへ。

 

「ああぁ、あぅぁぁんっ!」

 

踊るみたいに全身をびくびく痙攣させる彩さん。

そんなに動かれると、狙いが外れちゃう。

 

胸から口を離して、また唇を塞いだ。

 

「んぅん、ううぅんっ」

 

唇を塞いだまま、3箇所の愛撫は止めない。

胸は形が変わるくらい揉んで、乳首をくりくりと弄る。

脚はしっぽの濡れていないところでさわさわと撫でる。

あそこは・・・親指でクリトリスを押さえて、中指を中へ入れて掻き回す。

彩さんに焦らされながら、して欲しいと思っていたことをしてみる。

 

「うむぅぅんっ、うぅんっ」

 

喉を鳴らして感じてくれてる。

嬉しい。

 

ぷちゅ。

効くのか解らないけど、また私の唾液を流し込む。

 

こくん。

彩さんは、すんなり飲んでくれた。

 

唇を離す。

 

「・・・っはぁ、ああぁ・・・っ」

 

感じちゃって悶える彩さんを見ていると、とても楽しい。

彩さんは、さっきまでこんな楽しいことを。

ずるい。

 

でも。こんなえっちな彩さんを見ていると。

 

むずむずむずむず。

・・・彩さんは、我慢できたのかな。

それとも、私がえっちな娘なんだろうか。

 

・・・・・・・・・・・・。

 

「・・・よいしょ。」

「・・・あ・・・え・・・?」

 

仰向けに寝かせた彩さんの上に、うつぶせの私が覆い被さる。

向きは、彩さんと逆に。

前に、耕一さんのえっちな本をこっそり見たときに書いてあった格好。

目の前に彩さんのが見える。

 

「かえで・・・?」

 

ぺろ。

とりあえず舐める。

びくんと震える彩さんが可愛い。

 

びらびらしてるところを、舌でなぞる。

ざらざらした舌で。

 

「んんぅん・・・か、かえで・・・ああ・・・」

「彩さん・・・」

 

どうしようかな。

・・・言っちゃえ。

 

「・・・もっと、して欲しかったら・・・私にも、してください。」

「・・・え・・・?」

 

言っちゃった。

 

・・・・・・・・・・・・。

 

「・・・ふぁっ」

 

あそこに、濡れた感触が。

彩さんが、舐めてくれた。

 

・・・嬉しくなって、彩さんのを舐めてあげる。

してくれたってことは。

彩さんも、こうして欲しいということ。

 

ぴちゃ・・・ぅん・・・ちゅぷ・・・ふぅぁ・・

 

水音と、鼻に掛かった声が雑じり合う。

もう、どちらが出しているのか解らない。

 

ちゅぅ、ちゅぅぅぅぅ。

 

彩さんのクリトリスを唇で吸い上げる。

乳首にそうしたように、吸い上げて充血している所を舌先でくすぐる。

 

「あああぁうあぁぁぁぁ・・・っっ!」

 

かすれた悲鳴。

 

「・・・彩さん・・・止まってます。」

 

私の、ちょっと不機嫌な声。

自分だけ気持ちよくなるのは、ずるい。

・・・さっきまで、私がそうだったんだけど。

 

「・・・あ・・・ごめん・・・なさ・・・あぁぁ・・・んんっ」

 

あ。気持ちいい。

快感を堪えて、私のあそこを弄ってくれてる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・ん・・・んふ・・・」

 

ぴちゃぴちゃ。

一心不乱に、指と舌でかえでの秘部を愛撫する。

向こう側では、かえでが同じ音を立てている。

猫のざらついた舌は、和樹さんにしてもらうのとは違った快感を与えてくれる。

 

・・・苛めているつもりだったのに、いつの間にか主導権を握られてしまった。

 

「・・・んんん・・・くぅん・・・」

 

そろそろ、辛くなってきた。

かえでの舌が気持ちよすぎて、そちらに気を取られてしまう。

 

「・・・彩さん。」

 

かえでに怒られてしまった。

また、こちらの愛撫がお留守になっていたらしい。

 

「・・・ごめん・・・なさい・・・」

「・・・彩さん。お仕置きです。」

「・・・え?・・・あああぁ・・・っっ」

 

かえでの舌の動きが激しくなった。

ねっとりと絡みつくように、私の性感を刺激してくる。

気持ちよすぎて、どう舐められているのか解らない。

それを確かめようと感覚を集中させると、余計にわけが解らなくなった。

もう、かえでにしてあげるどころではない。

 

くちゅ、くちゅ。

いやらしい音で我に返った。

かえでが、私の代わりに自分の手で自分の秘所を弄っている。

もちろん口は、私の方を。

 

目の前で、大胆な動きをするかえでの指。

引っ掻くように割れ目を擦り、指先で陰核を弾く。

あんなに激しくして、痛くないのだろうか。

それに呼応するかのように、舌の動きも淫靡で激しいものになっていく。

 

私の理性が、かえでの舌に舐め取られる。

目の前には、もうよく認識できないけれど、とにかくとても淫らなもの。

 

「んぅぅうん・・・くぅぅぅ・・・っ」

 

かえでの舌で、どんどん高みへと追いやられていく。

私の脳は、とうにまっとうな活動を停止している。

ただ、与えられる刺激を快楽に変換してくれるだけ。

 

「・・・ん、ふぅ・・・彩さん、いきそうですか?」

「・・・あぁ・・・は、はい・・・はぅぅ・・・っ」

 

かえでの問いに、頭が回らないまま答える。

 

「・・・じゃあ、いっていいです。」

 

かえでは短くそう言うと、再び私のクリトリスを吸い上げた。

ぢゅぅぅぅぅぅ、と、とてもいやらしい音。

その音を聞きながら、私は昇り詰めた。

 

「・・・ああああぁ・・・っっ・・・ああああ・・・あああぁ・・・っっ」

 

喉が痙攣して、声にならない。

目の前で、かえでの腰が揺れている。

どうやら、私のものを吸いながら一緒に達したらしい。

 

 

 

 

 

 

 

2人で、裸で絨毯に横たわっている。

だんだん意識が戻ってきた。

 

・・・かえで。

なんて、悪戯な子猫。

このまま終わるのは、なんだか癪・・・

思い切り吸われたところが、まだじんじんしている。

・・・同じことをしてあげないと、気が済まない。

 

「・・・う・・・ん・・・」

 

絶頂後の倦怠感を振り払って、私は身体を起こした。

かえでは、復讐を果たした満足気な顔でこちらを見ている。

 

生意気。

・・・あ。

いつから、私はこんなことを考えるようになってしまったんだろう。

 

「・・・かえで・・・。」

「はい。」

「・・・お風呂に・・・入りましょう・・・」

「・・・・・・はい。」

 

一瞬躊躇したかえでだったが、お互いの体液でどろどろの身体を見て観念したようだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脱衣所。

かえでは、先に中へ入らせてある。

 

グラスに、液体を注ぐ。

買ってきた、またたび酒。

・・・そう。

かえでは、動けないほうが可愛い。

 

・・・最初は、和樹さんを取られるようで嫌だったから、お仕置きをしようと思った。

でも、今は少し違う。

かえでが可愛くて仕方なくて。

それで、苛めてあげたくて。

歪んでいる気もするけど、苛めている間はとても満たされている感じがして。

ときどき私を苛めることがある和樹さんの気持ちが解った気がした。

 

ちゃぷ、ちゃぷ、ちゃぷ。

 

またたび酒に、あのお薬を入れる。

残った分から、3回分くらい。

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

グラスの中の液体を口に含んで、浴室のドアを開けた。

 

 

 

 

 

 

 

「・・・彩さ・・・んっ!?」

 

かえでが振り向くなり、唇を奪う。

 

「ん・・・んん・・・っ」

 

ぷちゅ、ぷちゅ・・・

 

口の中の液体を、かえでの口へ流し込む。

かえでが私にしたように、喉をくすぐって嚥下を促す。

 

こくん、こくん。

 

飲み込んだみたい。

そっと、唇を離す。

 

「けほっ、けほっ・・・」

 

苦しそうに咳き込むかえで。

口の端を拭きながら、眺める。

 

・・・私も少し飲んでしまった。

液体に含まれたお薬の効果は、もう発揮されてきている。

朝かえでに飲ませた分の効果は、まだ続いているはず。

そこに、また即効性のお薬を追加したらどうなるだろう。

 

「・・・かえで・・・」

 

疼き出す身体を持て余しながら、私はかえでを見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「けほ、けほっ・・・」

 

また何か飲まされた。

喉が熱い。お酒?

しかも、頭がくらくらして身体に力が入らない。

あの枝をかじったときにそっくり。

 

むずむずむずむず。

しかも、またむずむずが再発した。

彩さんは一体、私をどうするつもりなんだろう。

 

「・・・かえで。・・・洗ってあげます・・・」

 

ボディソープを手に乗せて、彩さんが迫ってきた。

・・・なんだか、あぶない目をしてる。

また悪戯されるんだろうな。

身体も動かないし、観念することにした。

 

「・・・んふ・・・」

 

丹念に私の身体を洗ってくれる。

愛撫でなく、ただ手で洗うだけ。

相変わらず、じっくりと私を追い詰めるようなことしかしてくれない。

そんなに、私がおかしくなるところが見たいんだろうか。

・・・見たいのかも。

私も、彩さんがおかしくなるところ、見たいし。

 

・・・脚を洗い始めた。

足の指の間まで、綺麗に指で洗う。

くすぐったいような気持ちよさ。

でも、気をしっかり持っていれば耐えられる。

 

・・・気を、しっかり。

 

・・・あ・・・れ?

 

頭が、ぼーっとする。

あのお酒のせい?

 

「・・・ううぅん・・・」

 

動かない脚を精一杯擦り合わせると、付け根からじわりと快感。

だめ。

このむずむずする感覚に負けたら、また彩さんに弄ばれる。

 

そうしていると、洗う手が胸に伸びてきた。

・・・どうしてわざわざこんな大変なときに。

彩さんは私の心が読めるの?

・・・ここが正念場。

負けない。

 

「・・・ぅぁああっ!?」

 

いきなり、両の乳首を強く捻られた。

石鹸のぬるっとした感触。

・・・また焦らされると思っていたから、完全に裏をかかれた。

 

・・・あ、だめ。

なんだか、今の一撃でもう負けそう。

 

1回きりでもうしてくれないから、切なくて仕方ない。

なんだか彩さん、私を苛めるのに慣れてきたみたい。

・・・私はちっとも慣れない。

 

何回もいっちゃったから、全身の感覚がとても鋭くなってる。

ただ胸を揉まれてるだけなのに、意識がとびそうなくらい気持ちいい。

でも満たされない。

満足させてくれない。

どんどん追い詰められていく。

 

「・・・あ、彩さん・・・彩さぁん・・・」

 

気付いたら、甘い声を出してた。

私の負けみたい。

 

「・・・かえで・・・流して、あげます・・・」

 

温かいシャワーを浴びせられる。

疲れた身体に気持ちいい。

でも・・・それとは別に、えっちな気持ちよさが。

 

「ん・・・うん・・・」

 

水流から逃げるように、動かない身体を精一杯捩る。

こんなことで、感じてしまうなんて。

 

彩さんは、私の胸にシャワーを当ててきた。

 

「んんんんっ・・・んふぅん・・・」

 

むず痒い、くすぐったいような快感。

それに反応して、私の脚の間が熱くなる。

じんじんと、疼き出す。

もうすっかり馴染んでしまった感覚。

 

「・・・あ。」

 

彩さんは、私の脚を大きく開いた。

とろりと、私のえっちな液が零れるのが見える。

・・・恥ずかしい。

 

「ぅ・・ぅぅんっ・・・ふぅんっ!」

 

シャワーは、私の熱くなっているそこを直撃した。

腫れ上がるように充血しているそこをほぐすように打ち付けるお湯。

・・・シャワーって、こんなに気持ちいいものなの?

びんびんに快感を受け止めて、私の腰は浮き始めた。

・・・言うことを聞かない身体も、こんな時だけは動く。

 

「・・・ここも、洗ってあげます・・・」

「はぁぁん・・・っ」

 

シャワーを除けて、ボディソープを泡立てた手で私のあそこを触る。

洗ってくれてる。丁寧に。垢のひとつも残さないくらい。

ついでに、私の理性も全部洗い落としてしまいそうなくらい。

 

ざっと、シャワーをかけて泡を落とす。

気持ちいい。くすぐったいような快感。

 

「次は・・・ここ・・・」

「ふぁぁんっ!!」

 

敏感なところにボディソープを塗られて、私は跳ねた。

クリトリス。皮まで剥いて、綺麗にされる。

痛いような快感。じんじんと腰が痺れる。

磨くように丁寧に洗われる。

 

「あふうぅ・・・だ・・・だめぇ・・・っ」

 

シャワーをかけられる。

強めの水流が敏感な突起を叩く。

 

「ふぁぁぁぁぁ・・・・っ・・・だ、だめ・・・やめ・・・て・・・っ」

 

がくがくと脚が痙攣してる。

このままされたら、もうすぐいっちゃいそう。

何回もいっちゃったから、気配が解る。

 

「・・・大事な・・・ところですから・・・」

 

そう言って、彩さんはじっくりとそこの泡を流してくれる。

あ・・・いきそうかも。

 

・・・と思ったら、シャワーの狙いがずれた。

 

「・・・はぅ・・・」

 

また、焦らされるのかな。

・・・その後にされると、たまらなく気持ちいいけど。

今は、いかせて欲しい。

 

「・・・?」

 

予想外の光景が見えた。

彩さんが、自分で自分のあそこを弄ってる。

 

「・・・あ、かえで・・・ごめん、なさい・・・」

 

・・・そっか。

彩さんもやっぱり、我慢できなくなっちゃったんだ。

・・・多分、さっきから弄ってて。

気持ちよくなって、手元が狂っちゃったんだ。

 

シャワーが戻った。

彩さんも気持ちよくなってる。

私と一緒に。

 

「・・・んんんぁ・・・んふぅん・・・っ」

「ああっ・・・ああああぁぁっ・・・」

 

あ・・・また・・・来る。

 

「・・・かえで・・・仕返し・・・してあげます・・・」

「・・・え・・・?・・・ん、んふぅぅぅんっっ!!」

 

彩さんは、シャワーを投げ捨てて私のあそこに吸い付いた。

私が彩さんにしたように、クリトリスを一気に吸い上げる。

吸いながら、舌先でくすぐる。

気持ちよすぎる。

 

「あああああっ、いく、いっちゃう・・・うううぅぅんっっ!!」

 

えっちなことを叫んで、何回目かも解らない絶頂を迎えた。

気持ちいい。

彩さんも、気持ちよさそうな顔をしてる。

自分で、いっちゃったのかな。

 

余韻に浸る。

・・・気持ち・・・あれ?

 

「・・・あ・・・あああぁ・・・ああああぁぁぁん・・・っ」

 

彩さんは、吸う力を弱めてくれない。

それどころか、激しくなってる。

いっちゃってる最中の私を、さらに苛める。

 

「あああぅぁぅっ、あああああぁぁぁんっっ!!」

 

感じる。

痛いのか気持ちいいのかもよく解らないけどとにかくびくんびくんと震えてる。

また、いっちゃう。

 

「あああああぁぁん・・・っっ」

 

喉を鳴らして、またいってしまった。

でもまだ、彩さんの吸う力も弱まらない。くすぐる舌も止まらない。

 

・・・だめ。今度こそおかしくなっちゃう。

気持ちよすぎて壊れちゃう・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かえでの秘部をひたすらに愛撫する。

今まで焦らした分、どこまでも気持ちよくなって欲しいから。

夢中でかえでの敏感な所をねぶりまわす。

 

・・・かえでが気を失うまで、してあげよう。

 

「あぁぁぁ・・・あぁぁぁぁぁ・・・」

 

目も虚ろに涎を垂らして、喉を鳴らしてかすれた声を上げるかえで。

やっぱり、可愛い。

 

ぷぢゅ。ぢゅる。ぢゅぢゅ・・・

 

とても淫らな音を立てて、一心不乱にかえでを吸い続ける。

楽しいかもしれない。

 

 

 

 

 

・・・あ。

いつのまにか、かえでの声が止まっていた。

 

・・・失神したらしい。

 

 

 

 

 

かえでの顔を見る。

快楽に溺れた、淫らな表情。

・・・ぞくぞくするほど可愛い。

また苛めたくなってしまうけれど、抑える。

 

 

 

 

 

 

がちゃ。

 

玄関の方で、物音がした。

 

「彩〜、かえで〜、ただいま〜。」

 

・・・和樹さんだ。

 

 

 

・・・どうしよう。

 

 

 

 

 

「・・・彩〜?どこだ?」

 

居間から声がする。

 

 

「・・・風呂か?」

 

脱衣所の扉越しに、声。

すぐそこに来ているらしい。

 

「・・・はい。」

「そうか。」

「・・・あ・・・和樹・・・さん・・・」

 

「何だ?」

「・・・一緒に・・・かえでを、洗ってくれませんか・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで、ある日。

 

あの日以来、私と和樹さんとかえではすっかり仲良しになった。

かえでに嫉妬していた自分が、馬鹿みたいと思う。

 

昨日の夜も、和樹さんとえっちなことをした。

・・・かえでも一緒に。

私達3人(?)は、とても仲良し。

 

 

 

和樹さんが、かえでを抱いて髪を撫でている。

さらさら。

さらさら。

 

私もかえでを撫でたい。

でも、今は和樹さんの番。

 

 

 

「・・・和樹さん。」

「何だ?」

 

「・・・今度のこみパ・・・スペース、取っていますか・・・?」

「ああ、もちろん。」

 

良かった。

 

「・・・じゃあ・・・あの・・・」

「ん?」

 

「・・・この本を・・・委託、お願いできますか・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・幸せな新婚さんと、可愛い子猫ちゃん。

そんな3人(?)の、ちょっとえっちでほのぼのな生活。

申し訳ありませんが、18禁です。

 

ブラザー2にて、お求め下さい。

部数が少なめなので、売り切れはご容赦を。

 

 

・・・END。

 

 

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